開放型病院 (私的医療機関としては九州初)
はじめに
現在、医療を取り巻く環境は大きな変革期を迎え、大変厳しい状況となっています。健康保険料率や負担金増、公的介護保険の導入も決定し 、 それとともに行政側の推進する医療機能の分化により 従来の単独医療機関による完結型の診療ではなく、医療機関相互の連携による医療提供体制作りが急速に進んでいます。
当医療法人佐田厚生会佐田病院も、 このたび福岡県より開放型病院の承認を受け、 患者さんの病状に応じた医療を、今まで以上により適切に提供できるようになりました。
今後とも病診連携を図り、地域医療の充実に努めてまいる所存でございます。
開放型病院
かかりつけ医に始まる病診連携から、各々の施設に応じた種々の機能を結び付ける病々連携へ、また患者さんの状態に応じた適切な機能を持った福祉施設への紹介等「情報を通じたネットワークステーション」としての病院機能が、 今後不可欠といえます。そのネットワークステーションを具現化したものが「開放型病院」であり、連携を通じ地域全体で、一個人である患者さんに継続した適切な診療が実現可能となります。
開放型病院とは
一言で言えば「共同利用型病院」 。この最大の特徴は、ご紹介頂いた患者さんの最善の治療のために、紹介元の診療所の先生に病院すべてが開放されていることです。これにより、入院時から退院時まで患者さんの容態の変化や病状を詳細に把握でき 、 患者さんに対して連続性のある診療が可能となります。 プライマリケアの担い手であり、患者さんにとって最も身近な「かかりつけ医」である各診療所の先生方と、開放型病院のご利用を通じ、患者さんに対し、継続的 ・ 経済的 ・合理的な納得できる安心医療の提供が可能となります。
開放型病院における共同指導
この開放型病院による医療機能の分化・連携を促進するため、上記の診療情報提供料の他に、 開放型病院の利用に限り、共同指導料・退院時指導料という保険点数が認められています。その内容は、開放型病院におきまして、紹介された患者さんを診療所の先生が自らご診察いただいた場合、共同指導料として診療所側で350点(1日につき1回)算定しております。
開放型病院ご利用にあたって
開放型病院において共同指導を実施される場合、事前に当院へのご登録が必要となります。登録についてのお問い合わせは、地域連携室(担当:都外川・横田)迄ご連絡下さい。
また、通常の外来・入院・各種検査の紹介につきましては、登録の有無に関わらず、随時受け付けております。直接、当院担当医師あるいは技師等にご連絡の上、ご来院下さい。
以上の診療を充実したものとするため、看護部長を頂点とし、3つの病棟・外来・OP室からなる看護部、また、医療放射線・検査室・薬局・リハビリテーション科・栄養科がサポ ートにあたります。特に、診療放射線には、オープンMRIの他、 64スライスCTを設置、 最新の医療技術の提供に努めています。









