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内視鏡センター

  • 内視鏡センターの概要・特徴
  • 痛くない経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)の特徴
  • L-CAP・G-CAP療法

内視鏡センターの概要

佐田病院は昭和15年佐田外科病院として開業し、胃腸科は昭和40年に新設され、佐田病院という総合診療体制へすすむ重要な礎となりました。

翌昭和41年には内視鏡診断を開始し、現在の内視鏡センターは平成9年に開設され、衛生且つ効率的で、整備された内視鏡センターであると自負しています。

※胃腸科は、平成20年4月に「消化器内科」に名称変更しました。


認定施設

日本消化器内視鏡学会 指導施設証

当院は下記の条件を満たし、日本消化器内視鏡学会指導施設に認定されています。

(1)内視鏡室が設置されている
(2)専門医の教育に必要な各種内視鏡機器を備えていること
(3) 週間検査件数が十分であること
(4) 指導医1名以上が勤務、専門医2名以上が常務し、十分な教育体制がとられていること
(5) 内視鏡検査室専属のコメディカルスタッフがいること
(6) 病理部門が独立して存在するか、または病理診断を依頼することのできる病理専門施設が定まっていること
(7)独立した内視鏡検査室の広さを有している事(30㎡以上)
(8) 内視鏡・スコープを指定されている本数有している事(上部3本以上、下部2本以上)
(9)年間検査件数を指定されている以上実施している事(上部1200件以上、下部250件以上)
(10) 洗浄機を1台以上有している事


最先端内視鏡検査機器

NBI

内視鏡ビデオスコープシステム ELITEは消化管内視鏡の分野で開発された新しい内視鏡技術です。

内視鏡ビデオスコープシステム ELITEと拡大内視鏡を組み合わせることで、粘膜表面に現れない血管などの病変の特徴を色調として捉え、がんなど微細病変の早期発見や病変の悪性度診断、病変範囲の精密診断などを目的に、通常光観察とがんの栄養補給路である粘膜表層の毛細血管や粘膜微細模様などを、色調の違いとして強調表示し、より精度の高い診断に効果を発揮することができます。


左:通常光による大腸腺腫の観察像例
 右:NBIによる大腸腺腫の観察像例

超音波内視鏡

超音波内視鏡

内視鏡に超音波検査のプローブ(探触子)がついているものを超音波内視鏡(EUS)といいます。

エコー検査と違って、胃や腸の中の空気や腹壁、腹腔の脂肪、骨が画像化の障害になることもなく、観察目的の近くから高い周波数の超音波をあてることができるため、高い分解能の超音波観察が可能になっています。


ダブルバルーン内視鏡

ダブルバルーン内視鏡

小腸は長さが数メートルある消化管の中央にあり、栄養の吸収を担っている重要な臓器ですが、同じ消化器である胃や大腸と異なり、口からも肛門からも遠いため、従来の検査法では小腸の全域を内側から確実にとらえることは困難とされてきました。

そのため、内視鏡技術が進歩を遂げてきた過去30年も、小腸は「暗黒の臓器」と呼ばれてきました。

この状況を変えたのが、ダブルバルーン内視鏡です。
この内視鏡の登場により、小腸の全観察が可能となり、小腸の腫瘍や炎症、血管性病変など、胃や大腸とは異なった疾患を早期発見・治療することができるようになりました。


カプセル内視鏡

カプセル内視鏡

小型カメラや照明を内蔵した錠剤大のカプセルを飲み込むことで、小腸全体の撮影を行う患者さんにとって負担の少ない検査です。

カプセルは、消化管の蠕動運動によって移動しながら1秒間に2枚、約8時間かけて合計約6万枚撮影します。
撮影画像は、カプセル本体から無線で患者さんが身に着けたアンテナに送信され、順次受信装置に蓄えられます。患者さんは、カプセルを飲み込んでから1~2時間後には病院を出て通常の生活に戻れます。

撮影終了後、医師が受信装置から画像データをワークステーションにダウンロードして診断します。

(原因不明の消化管出血を伴う小腸疾患が疑われる場合に保険適応となります。)


経鼻内視鏡

経鼻内視鏡

普通、鼻からモノを入れることはなく『すごく痛そう』と感じるのはやむを得ず、実際に鼻腔は神経が集中している敏感な部分です。

そこに、スコープを通しますので挿入する前にはキチンとした前処置を行います。
しかし、その部分(鼻腔)だけを麻酔すれば、 鼻から入れても痛さを感じることなく通すことができます。

実際に経験されますと、その恐怖心は影を潜めてしまうようで、経鼻内視鏡検査を受けた方へのあるアンケート調査では、なんと9割をこえる人たちが『次回も鼻から』と希望されています。


内視鏡治療

内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)

内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)とは、早期ガン治療法の一つで良性腫瘍を含めた隆起(りゅうき)性病変を切除・治療する方法です。ポリペクトミーを行う腫瘍は通常、茎や起始部の径が10~15ミリ以内の小さなものです。
また形態は隆起状のものが多く、一部は表面型の病変もあります。

高周波スネアと呼ばれるワイヤーを投げなわのように隆起物の根元にかけ、焼き切る方法と、ワイヤーを閉めて根元を壊死(細胞が死滅)させて自然脱落させる方法があります。
高周波スネアで切除したポリープは、回収して組織検査することで、良性・悪性の判断や悪性度の判断が可能になります。

より小さなポリープやくびれのないポリープの場合は、クリップ状のホットバイオプシ鉗子(かんし)でつまんで切除することもあります。
この鉗子は切除と止血が同時にできます。

隆起の少ない場合は、局所注射用の注射針を使って、根元に生理食塩水等を注射し、ポリープを隆起させてから切除しています。

左:高周波スネア 右:ホットバイオプシ鉗子

内視鏡的粘膜切除術(EMR)


内視鏡的粘膜切除術(EMR)とは、早期ガン治療法の一つで内視鏡を用いて筋層以下(粘膜下層の奥)に障害を与えずに、粘膜下層の深さで粘膜層を広く切除し、組織を回収する技術です。

内視鏡の役割は患者さんのQOLの向上につながる低侵襲(ていしんしゅう)治療の実現のため、「広範囲の早期がんをより適確に、完全に、一括切除する」ことをめざしたEMRは、早期のがんに対し、従来の外科的治療に代わる新しい治療法として脚光をあびています。

EMRは開腹手術に比べ、患者さんの身体の負担が軽いため、今後も多いに期待される手技です。同時にEMRの技術(器具や道具の開発)も改良・応用され、様々な病変の検査、処置・治療に、幅広く利用されていくことと考えられます。


内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)とは早期がんに対して行われている内視鏡治療は、開腹手術に比べて入院日数が短期間ですみ、また患者さんへの負担も軽くできるため、従来の外科治療に代わる新しい治療法として注目されています。

内視鏡を使った治療法には、スネアと呼ばれる金属の輪を病変部に引っ掛け、高周波電流を流して切り取る方法(内視鏡的粘膜切除術;Endoscopic mucosal resection:EMR)や、最近では、専用の処置具を使ってより大きな病変を切り取る方法も行われるようになってきています。
これは内視鏡的粘膜下層剥離(はくり)術(Endoscopic submucosal dissection: ESD)と呼ばれています。

EMRは、治療が比較的短時間ですみますが、一度に切り取ることができる病変が、スネアの大きさ(約2cm)までと制限があるのに対し、ESDでは専用の処置具を使い、より広範囲に病変を切り取ることが可能な治療法です。切り取られた病変は、最終的に顕微鏡でその組織の様子が確認されます(病理検査)。
このように、ESDでは大きな病変もひとかたまりで取れ、また病理検査でのより正確な診断にも役立つと考えられています。

ESD治療に用いられる器具
ESDの手技

ESDの動画を見る

内視鏡的止血術

出血を止める、これが止血です。内視鏡による止血には熱凝固による方法、クリップによる方法、薬剤による方法と大きくわけて3つの方法があります。
出血の大きさ、出血量、出血部位などを考慮して、最適な方法を選択することで止血を行います。

熱凝固による方法:
高周波電流による止血法は、出血部に高周波凝固子をあて、高周波電流を流して、出血部位に集中して発生する熱により組織を凝固止血します。
ヒートプローブによる止血法は、先端に特殊発熱ダイオードが組み込まれた鉗子(かんし)を、血管の周囲に軽く押し当て止血します。
また照射後にしばらくプローブ(鉗子)を軽く押しあてることにより、止血効果が高まります。レーザーによる止血法は、出血部をレーザー光線で灼焼して、出血を止めます。

クリップによる方法:
クリップ止血法は、直接出血している血管や粘膜をクリップで摘んで圧迫し、止血します。高周波やレーザーという熱を使わずに、機械的な操作だけで止血する、より安全性の高い方法です。
クリップには回転機能がついているものがあり、目的の部位に合わせてクリップの開脚方向を回転させることも可能になっています。

左:ヒートプローブ 右:止血に用いられるクリップ

内視鏡的バルーン拡張術

内視鏡的バルーン拡張術とは、様々な原因により通過障害がおこり、食べ物が通過しにくくなっている食道や大腸などを先端にバルーン(風船)がついた内視鏡を用いて、狭くなった通り道を広く(拡張)する手術の事です。

経皮的内視鏡下胃瘻造設術(PEG)

経皮的内視鏡下胃瘻造設術(PEG)とは、内視鏡を用いて、胃に栄養を送るための小さな穴をおなかにつくる手術のことです。できた穴が患者様にとっての新しい「口」となり、そこから栄養を摂取することができます。

再び口から食事ができるようになるまで十分な栄養を補給できるので、多くの患者様が体力を落とすことなく、高い生活の質(QOL:Quality of Life)を維持しながら生活できるようになりました。
口から食べるリハビリや言語訓練を行うときにも邪魔にならず、患者様の生活の妨げとなることもありません。また患者様のご家族にとって、栄養管理の方法はそれほど難しいものではありません。

担当医師の指示に従い手順通りに栄養管理を行えば、安全に患者様の生活を保つことができます。
PEGにより、できるだけ慣れ親しんだ自宅で患者様に過ごしてもらいたいという、ご家族の希望が叶えられるようになりました。
PEGは患者様とご家族が一緒に過ごす大切な時間をつくるための選択肢となります。

内視鏡的異物除去術

内視鏡的異物除去術とは、内視鏡を用いて飲み込んだ異物やアニサキスを取り除きます。

異物が胃を超えてしますと除去も非常に困難となりますので、スピードが求められます。
また、異物を取り除く際に、胃や食道の粘膜を傷つけないようにする術者の技量も問われます。

当院では24時間体制での患者様の受け入れ、処置を行っていますので、異物を飲み込んだ際にはいつでもお電話ください。

ステント留置術

ステント留置術とは、金属製メッシュ構造をした筒状の医療器具を、留置することにより狭くなった消化管内腔を広げることができます。
ステントは、最初は細いチューブ(3-4mm程度)に収納されており、狭くなった内腔も容易に通過することが可能です。

内視鏡を用いて、がんにより狭くなった箇所にステントを進め、その場所でチューブから出して広げます。広がると径は20mm程度となります。

臓器別の専用のステントを使うことで、手技は比較的容易で、通常の内視鏡検査とほぼ同じ程度の短時間(20分程度)で終了することができます

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